詠史 七言絶句

魏武歿後一千八百年賦一詩【2020.05】(魏武没後一千八百年、一詩を賦す)

曹操(横山光輝『三国志』第15巻「英雄論」) 魏武歿後一千八百年賦一詩 下瞰群雄銅雀樓 文才武略兩無儔 中原定覇雖容易 應恨二喬終叵收 2020年5月 押韻 下平声十一尤韻 訓読 魏武没後一千八百年、一詩を賦す 群雄を下瞰す 銅雀楼 文才 武略...

春風吟社 題詠

雪中訪友 其二【2020.02】(雪中 友を訪ふ 其の二)

雪中訪友 其二 飛雪霏霏撲面頻 陌頭橋畔不遭人 飄然來訪君無怪 要見庭梅色一新 2020年2月 押韻 上平声十一真韻 訓読 雪中 友を訪ふ 其の二 飛雪 霏霏として面を撲つこと頻りなり 陌頭 橋畔 人に遭はず 飄然 ...

春風吟社 題詠

雪中訪友 其一【2020.02】(雪中 友を訪ふ 其の一)

雪中訪友 其一 滿城瓊樹玉花繁 白盡街衢風雪翻 將到君家詩興起 暫時敲句不敲門 2020年2月 押韻 繁・翻・門:上平声十三元韻 訓読 雪中 友を訪ふ 其の一 満城の瓊樹 玉花 繁し 街衢を白尽して 風雪 翻る 将に君が...

御題 七言絶句 春風吟社 新年

奉賦令和二年御題 望 其二【2020.01】(令和二年の御題を賦し奉る 望 其の二)

奉賦令和二年御題 望 其二 開春冒曉謁祠堂 絡繹賽人祈願忙 天下經綸非我分 一身溫飽一心望 2020年1月作 押韻 堂・忙・望:上平声七陽韻 訓読 令和二年の御題を賦し奉る 望 其の二 開春 暁を冒して祠堂に謁すれば 絡繹たる賽人...

御題 七言絶句 春風吟社 新年

奉賦令和二年御題 望 其一【2020.01】(令和二年の御題を賦し奉る 望 其の一)

奉賦令和二年御題 望 其一 苟抱大望須泰然 不經寒苦志難全 古來俚諺有真理 桃栗三年柿八年 2020年1月作 押韻 然・全・年:下平声一先韻 訓読 令和二年の御題を賦し奉る 望 其の一 苟しくも大望を抱かば 須らく泰然たるべし 寒苦を経...

七言絶句 春風吟社 新年 題詠

元朝有感【2020.01】(元朝 感有り)

元朝有感 當世文明進歩多 新春事象亦如何 請看賀信瞬時到 不託雙魚託電波 2020年1月作 押韻 多・何・波:下平声五歌韻 訓読 元朝 感有り 当世の文明 進歩多し 新春の事象 亦た如何 請ふ看よ 賀信の瞬時に到るを 双魚に託さず ...

七言絶句 春風吟社 題詠 年末

歳晩書懐 其二【2019.12】(歳晩 懐を書す 其の二)

歳晩書懷 獨收亂帙一燈寒 烏兎怱忙臘已殘 自問今年何學得 近來漸悟作詩難 2019年12月作 押韻 寒・殘・難:上平声十四寒韻 訓読 歳晩 懐を書す 独り乱帙を収むれば 一灯 寒し 烏兎 怱忙として 臘 已に残す ...

七言絶句 春風吟社 題詠 年末

歳晩書懐 其一【2019.12】(歳晩 懐を書す 其の一)

歳晩書懷 五彩霓燈競侈華 九街到處起高歌 深宵歡樂極來後 偏覺今年看又過 2019年12月 押韻 華・歌・過:下平声五歌韻(華は麻韻から借韻) 訓読 歳晩 懐を書す 五彩の霓燈 侈華を競ひ 九街 到る処 高歌起こる ...

七言絶句 大阪府

訪成正寺拜中斎大鹽先生墓 其一【2017.03】(成正寺を訪ねて中斎大塩先生の墓を拝す 其の一)

訪成正寺拜中斎大鹽先生墓 其一 淨刹臨街轆轆微 俠豪墳墓客臻稀 可憐濟世救民志 不問輸贏問是非 2017年3月作 押韻 微・稀・非:上平声五微韻 訓読 成正寺(じょうしょうじ)を訪ねて中斎大塩先生の墓を拝す 其の一 浄刹は街に臨むも 轆轆 微...